概要

マンション賃料インデックスは、アットホーム株式会社および三井住友トラスト基礎研究所が共同で開発した賃貸マンションの成約事例に基づく賃料インデックスです。ヘドニックアプローチと言われる統計的手法を用いて個別の成約事例について賃料の品質調整を行い、四半期ごとの賃料変化を指数化したものです。主要都市 (東京23区、東京都下、大阪市、大阪広域、札幌市、仙台市、埼玉東南部、千葉西部、横浜・川崎市 、名古屋市、京都市、福岡市)について、アットホーム株式会社および三井住友トラスト基礎研究所のホームページを通じて年に4回公表します。

賃料INDEX Report [2019年9月24日公表] (PDF:360KB)
「東京23 区では賃貸需要層の人口流入が堅調で、賃料は上昇傾向が続く」

マンション賃料インデックス公表資料 [2019年9月24日公表] (PDF:1.9MB)
-インデックス対象期間:2009年第1四半期〜2019年第2四半期

※PDFデータはアットホーム株式会社のホームページにリンクしています。

マンション賃料インデックスから見る住宅市況-2019年第2四半期

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全国:

2019年第2四半期(以下「今期」)の賃料(連鎖型・総合)は、都市・エリアごとにまちまちな結果となった。大阪市や東京都などが引き続き上昇した一方、名古屋市や札幌市が低下した。名古屋市については前期の上昇幅を打ち消す形で今期は低下し、この2年間ほどは上昇と低下を交互に繰り返している。2013年第4四半期をボトムに上昇傾向だったが、今後のトレンドに変化が生じるか注視したい。札幌市については2018年Q4から2期連続で上昇した後の低下であるが、人口の転入超過が続く中で賃貸需要は底堅く、需給バランスも良好な状況が継続していることから、賃料相場が大崩れすることは当面ないものと想定する。とは言え、賃料負担力が高いマーケットでもないため、賃料が上昇しても小幅に留まると見込む。

東京23区:

東京23区の今期の賃料(連鎖型・総合)は、8四半期連続で前期比プラスとなった。人口の流入は継続しており、賃貸需要は引き続き堅調である。共働き世帯など職住近接を求める層の需要なども賃料相場を底上げしている。供給については、販売が鈍化している分譲マンションとの用地の取得競争は幾分緩和しつつあるものの、建築コストが高止まりしているため抑制的に推移している。相場より高めの賃料設定ができる立地でなければ採算面から積極的な供給は行いづらい環境が続くものとみられる。高級賃貸物件も含めて賃貸マンションの稼働率は高水準であり、需給バランスが崩れるリスクは足元で僅少である。

大阪市:

大阪市の今期の賃料(連鎖型・総合)は、6四半期連続で前期比プラスとなり、良好な雇用環境を背景に上昇トレンドが続いている。近年、大阪市では賃貸需要のメイン層である25-44歳の人口の転入超過が勢いづいており、需要は堅調である。供給も抑制的な状況下、需給バランスは良好であり、賃料は上昇傾向にある。

※グラフの凡例をクリックすると各系列の表示/非表示を切り替えられます。
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  • ※ マンション賃料インデックスは2009年第1四半期以降のデータを公表しています。
    マンション賃料インデックスデータ(東京23区、東京都下、大阪市、大阪広域 、札幌市、仙台市、埼玉東南部、千葉西部、横浜・川崎市、名古屋市、京都市、福岡市)[Excel形式]の提供(無償)をご希望される方は、アットホームカスタマーセンターまでお問い合わせください。

    アットホームカスタマーセンター
    TEL:0570-01-1967 (PHS・IP電話の方はTEL:045-330-3410まで)
    ※受付時間 9:00〜17:00〔日、祝祭日、特定日を除く〕
    Webでのお問い合わせ(アットホーム株式会社のホームページにリンクしています)
     ※webでお問い合わせの場合、フォーム内の『ご質問』欄に「マンション賃料インデックス」と明記してください。

※ 「東京都下」は、武蔵野市・府中市・調布市・立川市・三鷹市・国分寺市・国立市・小金井市・八王子市・町田市・日野市・多摩市・稲城市・西東京市・小平市・狛江市を対象にインデックスを算出しています。
※ 「大阪広域」は、大阪市西区、浪速区、中央区、福島区、北区、都島区、天王寺区、阿倍野区、東淀川区、吹田市、豊中市、高槻市、茨木市、尼崎市、西宮市、芦屋市を対象にインデックスを算出しています。
※ 「埼玉東南部」は、浦和区、大宮区、中央区、南区、戸田市、川口市、蕨市、草加市、越谷市、和光市、朝霞市を対象にインデックスを算出しています。
※ 「千葉西部」は、柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市を対象にインデックスを算出しています。

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※PDFデータはアットホーム株式会社のホームページにリンクしています。

インデックスの特徴

成約事例に基づく賃料インデックス

アットホーム株式会社が蓄積しているマンション成約事例に基づいて作成しており、成約ベースの賃料や成約時期等、賃貸マンション市場動向を反映したインデックスとなっています。

ヘドニックアプローチにより品質調整された賃料インデックス

駅距離等の主要な賃料形成要因について、ヘドニックアプローチという統計的手法を用いて品質調整を行っており、不動産の個別性による影響を軽減した賃料動向を表すインデックスとなっています。

エリア別、タイプ別の賃料推計モデルにより算出された賃料インデックス

エリア別、タイプ別に賃料推計モデル式を構築しております。この賃料推計モデル式により、エリア別、タイプ別の推計を表すインデックスを算出しています。

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