概要

マンション賃料インデックスは、アットホーム株式会社および三井住友トラスト基礎研究所が共同で開発した賃貸マンションの成約事例に基づく賃料インデックスです。ヘドニックアプローチと言われる統計的手法を用いて個別の成約事例について賃料の品質調整を行い、四半期ごとの賃料変化を指数化したものです。主要都市 (東京23区、東京都下、大阪市、大阪広域、札幌市、仙台市、埼玉東南部、千葉西部、横浜・川崎市 、名古屋市、京都市、福岡市)について、アットホーム株式会社および三井住友トラスト基礎研究所のホームページを通じて年に4回公表します。

マンション賃料インデックス公表資料 [2021年6月21日公表] (PDF:1747KB)
-インデックス対象期間:2009年第1四半期〜2021年第1四半期

※PDFデータはアットホーム株式会社のホームページにリンクしています。

マンション賃料インデックスから見る住宅市況-2021年第1四半期

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全国:

各都市の2021年第1四半期(以下「今期」)の賃料(連鎖型・総合)をみると、前四半期と同様に東京および名古屋は軟調だが、地方主要都市およびその他首都圏エリアでは上昇基調の都市が多くみられる。特にコロナ禍により、就労目的の若年層を中心とした全国から東京圏への人口移動が滞った一方で、コロナ影響が軽微であった地方の大都市がこれら就労の受け皿となった。また東京圏内では、リモートワークの普及に伴い居住環境が重視され住まいの郊外化が進んだ。主に、引っ越しが容易な単身世帯等の受け皿となる賃貸マンションの需要や賃料に、強く影響が表れた。

東京23区:

東京23区の今期賃料(連鎖型・総合)は、東日本大震災以降の10年間で初めて2期連続でのマイナスとなった。特にエリア別・タイプ別(アットホーム提供資料参照)では、ターミナル駅周辺など利便性の高い都心部でのシングルタイプ(18~30㎡)や、都心の繁華街周辺の高額なファミリータイプ(60~100㎡)での賃料下落が目立つ。上述した雇用環境の悪化およびリモートワークに伴う郊外移転の影響が顕著に表れたエリア・タイプと言えよう。

大阪市:

大阪市の今期賃料(連鎖型・総合)は前期比でほぼ横ばいとなった。大阪市から東京圏に対する人口流出は引き続き縮小するも、2020年末以降は東京圏に匹敵する感染拡大を受け、西日本の各都道府県から就労目的での人口流入が大きく減少。合わせて東京圏に次いでリモートワークが普及しているため、一定の居住面積が確保できる周辺部(大阪府下・京阪神間)への人口流出も進んでおり、今後の賃貸市況への影響が懸念される。

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  • ※ マンション賃料インデックスは2009年第1四半期以降のデータを公表しています。
    マンション賃料インデックスデータ(東京23区、東京都下、大阪市、大阪広域 、札幌市、仙台市、埼玉東南部、千葉西部、横浜・川崎市、名古屋市、京都市、福岡市)[Excel形式]の提供(無償)をご希望される方は、アットホームカスタマーセンターまでお問い合わせください。

    アットホームカスタマーセンター
    TEL:0570-01-1967 (または、045-330-3410まで)
    ※受付時間 9:00〜17:00〔日、祝祭日、特定日を除く〕
    Webでのお問い合わせ(アットホーム株式会社のホームページにリンクしています)
     ※webでお問い合わせの場合、フォーム内の『具体的な内容』欄に「マンション賃料インデックス」と明記してください。

※ 「東京都下」は、武蔵野市・府中市・調布市・立川市・三鷹市・国分寺市・国立市・小金井市・八王子市・町田市・日野市・多摩市・稲城市・西東京市・小平市・狛江市を対象にインデックスを算出しています。
※ 「大阪広域」は、大阪市西区、浪速区、中央区、福島区、北区、都島区、天王寺区、阿倍野区、東淀川区、吹田市、豊中市、高槻市、茨木市、尼崎市、西宮市、芦屋市を対象にインデックスを算出しています。
※ 「埼玉東南部」は、浦和区、大宮区、中央区、南区、戸田市、川口市、蕨市、草加市、越谷市、和光市、朝霞市を対象にインデックスを算出しています。
※ 「千葉西部」は、柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市を対象にインデックスを算出しています。

賃貸マンション市場レポート
(賃貸マンション市場を取り巻く需給環境について解説)

※PDFデータはアットホーム株式会社のホームページにリンクしています。

インデックスの特徴

成約事例に基づく賃料インデックス

アットホーム株式会社が蓄積しているマンション成約事例に基づいて作成しており、成約ベースの賃料や成約時期等、賃貸マンション市場動向を反映したインデックスとなっています。

ヘドニックアプローチにより品質調整された賃料インデックス

駅距離等の主要な賃料形成要因について、ヘドニックアプローチという統計的手法を用いて品質調整を行っており、不動産の個別性による影響を軽減した賃料動向を表すインデックスとなっています。

エリア別、タイプ別の賃料推計モデルにより算出された賃料インデックス

エリア別、タイプ別に賃料推計モデル式を構築しております。この賃料推計モデル式により、エリア別、タイプ別の推計を表すインデックスを算出しています。

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