J-REITにおけるGRESBリアルエステイト評価への参加実態の考察

私募投資顧問部 主任研究員   菊地 暁

要約・概要

 2018年9月公表のGRESBリアルエステイト評価に参加したJ-REIT38社の参加率を時価総額順に見ると、時価総額が大きいほど参加率が高い結果となっている。さらに、時価総額順に投資主構成をみると、時価総額上位の投資主は法人の割合が高く、特に「外国法人等」の割合が高い。一方で、時価総額が小さい銘柄は、「個人等」の割合が高く、「外国法人等」の割合は10%強に止まる。GRESBへの参加インセンティブのひとつはESGを志向する国内外投資家へのアピールにあると考えられるが、逆にGRESBへの参加を契機として、国内外の投資家にESGの真摯な取り組みが認識され、ESGを志向する投資家の呼び水となっているのかもしれない。

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