投資調査部　主任研究員　川村　康人（YASUHITO KAWAMURA ）
投資調査部　主任研究員　

私の主な調査・研究スタイルは、計量分析というツールを通じて不動産市場を見通すことです。計量分析は、過度な主観・恣意性を排除して客観的な立場から物事を評価する際に強力なツールとなりますが、一方で計量分析には必ず「誤差」が伴います。その「誤差」の発生プロセスを見極め、最小化し、クリアな視点をお客さまに提供したいと考えております。

J-REITによる不動産取引データをもとに「J-REIT不動産価格指数」を算出し、「レポート」ページで毎月配信を行っております。投資用不動産の売買価格動向を知りたい方は、ぜひご活用ください。

専門分野

不動産市場全般のミクロ計量分析、マクロ時系列分析

プロフィール

経歴

2010年　（株）住信基礎研究所（現：（株）三井住友トラスト基礎研究所） 入社
不動産市場のリサーチ、不動産私募ファンドのポートフォリオ評価等の業務に従事

活動実績

担当受託業務

  • 不動産マーケットリサーチレポート提供業務（2022年度）
  • 不動産環境認証の取得状況および経済価値の調査（2022年度）
  • 札幌オフィス市場の長期見通しに関する調査（2022年度）
  • 賃料・CapRateの査定支援ツール提供業務（2022年度）
  • 全国主要都市部におけるキャップレートのスプレッドに関する調査（2021年度）

執筆レポート・コラム

当社ウェブサイト

レポート
【データ配信レポート】
J-REIT不動産価格指数（2024年3月分）　2024年4月 2日
レポート
J-REIT不動産価格指数・NOI指数・キャップレート（2024年版）　2024年3月13日
レポート
J-REIT不動産価格指数・NOI指数・キャップレート（2023年版）　2023年12月 7日
レポート
不動産市場・ショートレポート（オフィス市場）
主要7都市における賃貸オフィスビルの供給見通し　2023年9月19日
レポート
不動産市場・ショートレポート　賃貸市場（オフィス）
主要７都市における賃貸オフィスビルの供給見通し　2023年3月15日

寄稿・出版

寄稿・出版

OfaaS Quarterly Report　2021 Vol.5

マーケット動向を踏まえたオフィス戦略の策定
－賃貸オフィス市場の2025年までの将来見通し－

寄稿・出版

事業用不動産情報「CRE Report」（2020.6発行）

不動産マーケット情報「オフィス市場動向」
大量供給が続く東京の賃貸オフィス市場　需給バランスが長期安定するための「条件」

寄稿・出版

麗澤大学経済社会総合研究センター Working Paper No.91

「不動産市場の透明度と外国資金流入割合の関係性に関する国際比較分析」

寄稿・出版

日本経営協会機関誌　オムニ・マネジメント　2017年5月号

「オフィス市場の長期展望と企業のオフィス・雇用戦略」

メディア掲載・講演等

記事掲載

日経不動産マーケット情報　2024年1月号

（閲覧は日経不動産マーケット情報読者限定）
オフィス市況トレンド　アナリスト予測
2024年の稼働率は横ばいで推移　成約賃料が下げ止まるエリアが続々【専門家18人が予測する今後1年半の市況・コメント掲載】

記事掲載

Bloomberg　2023年8月8日

麻布台ヒルズ11月開業、エルメスなど出店－アマン新ブランドホテルも
【大量供給の見通しやその影響について、当社MRR見通しをもとに解説】

記事掲載

日経不動産マーケット情報　2023年7月号

（閲覧は日経不動産マーケット情報読者限定）
オフィス市況トレンド　アナリスト予測
稼働率は徐々に上向き　オフィス需要はコロナ前の水準へ【専門家20人が予測する今後1年半の市況・コメント掲載】

記事掲載

Bloomberg　2023年5月11日

Lower Tokyo Office Vacancies Give Relief to Market After Covid

記事掲載

毎日新聞　2023年1月20日

コロナ・3年の光景：地方移住、働き方次第　警戒和らぎ、出社機会増

その他の活動

学術論文

川村康人・小林正典(2020)「不動産市場の透明度と外国資金流入割合の関係性に関する国際比較分析」麗澤大学経済社会総合研究センター Working Paper, No.91
Shimizu, C., Y. Deng, Y. Kawamura, K. Nishimura(2015), "Analysis of policy options to address Japan’s declining population, shrinking birthrate, and aging society", Reitaku International Journal of Economic Studies, Vol.23.
Shimizu, C., Y. Deng, Y. Kawamura, K. Nishimura(2015), "Analysis of policy options to address Japan’s declining population, shrinking birthrate, and aging society", National University of Singapore IRES Working Paper Series
清水千弘・川村康人・西村清彦(2015)「誰に扉を開けばいいのか？：Open the Door ―人口減少・少子高齢化への政策選択の効果分析―」麗澤経済研究, Vol.22
川村康人・清水千弘(2013)「住宅価格のマクロ変動－日米比較に見る価格変動構造の推定－」麗澤経済研究, Vol.21 (2)

学会報告

菅田修・川村康人・清水千弘(2011)「東京都区部における賃貸オフィスビルの環境性能が賃貸価格に与える影響に関する研究」日本不動産学会/京都大学
川村康人(2009)「証券化不動産の鑑定評価における評価バイアス－J-REITデータを用いたクライアント・プレッシャー問題の検証－」資産評価政策学会/日本大学
清水千弘・川村康人(2009)「既存住宅流通と住宅価格」都市住宅学会/名城大学
清水千弘・川村康人(2009)「不動産特性とキャップレート―不動産投資キャップレートへの計量経済学的接近―」日本不動産学会/豊橋技科大学
清水千弘・川村康人(2009)「介護保険財源の地域負担構造」日本計画行政学会/香川大学

客員研究員・委員等

麗澤大学　経済社会総合研究センター　客員研究員（2017年～2019年）
国土交通省　商業用不動産に係る情報基盤の充実に向けた勉強会（オフィス市場WG・賃貸住宅市場WG）委員（2017年）
一般財団法人　資産評価システム研究センター　固定資産税制度に関する調査研究委員会小委員会　委員（2017年）