概要

J-REITの運用状況をまとめたレポートをご紹介します。

J-REITは過去10年で約20銘柄増加し、現在60銘柄を超えています。投資用途や地域、成長ステージ等の多様化が進み、運用状況の全体像が掴みづらくなっています。

本レポートは、三井住友トラスト基礎研究所によるJ -REIT全銘柄の公表データの蓄積やその継続的な分析をもとに、投資主価値の代表的指標である分配金とNAV、それらに直結する主要指標を定量的に「見える化」しています。全体像を客観的に捉えるとともに、セクターや銘柄による違いを把握できる内容となっています。

上期(1月期~6月期)、下期(7月期~12月期)の決算が出揃う9月、3月に公表を予定しています。

今回のレポートでは、金融政策の転換、資金調達環境の変化を踏まえ、LTVの変化、現預金比率を確認しました。LTVはエクイティ調達環境が厳しい中で5年前比上昇傾向にありますが、多くの銘柄は10年前比で低い水準に留まっています。また、物件取得や自己投資口取得に活用可能な手元資金の多寡は銘柄によってばらつきがあることがわかります。p13をご参照ください。

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