概要

マンション賃料インデックスは、アットホーム株式会社および三井住友トラスト基礎研究所が共同で開発した賃貸マンションの成約事例に基づく賃料インデックスです。ヘドニックアプローチと言われる統計的手法を用いて個別の成約事例について賃料の品質調整を行い、四半期ごとの賃料変化を指数化したものです。主要都市 (東京23区、東京都下、大阪市、大阪広域、札幌市、仙台市、埼玉東南部、千葉西部、横浜・川崎市 、名古屋市、京都市、福岡市)について、アットホーム株式会社および三井住友トラスト基礎研究所のホームページを通じて年に4回公表します。

マンション賃料インデックス公表資料 [2020年9月23日公表] (PDF:970KB)
-インデックス対象期間:2009年第1四半期〜2020年第2四半期

※PDFデータはアットホーム株式会社のホームページにリンクしています。

マンション賃料インデックスから見る住宅市況-2020年第2四半期

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全国:

2020年第2四半期(以下「今期」)の賃料(連鎖型・総合)をみると、全エリアが上昇した前期から一変し下落エリアが過半を占め、特に首都圏5エリアの賃料は全て下落に転じた。コロナ禍での緊急事態宣言やリモート授業・リモートワークの普及を受け、学生および転勤者等の移動(引越)が延期され、受け皿となる賃貸マンションの需要も先延ばしされた影響と見られる。
ただし足元では、一部の大学では対面授業が再開され、また7月時点では、東京23区および横浜・川崎市を除く多くのエリアで、反動増により前年を上回る転入者数が確認されている。このため、こうした賃料の下落も一時的なものに留まると予想される。

東京23区:

東京23区の今期賃料(連鎖型・総合)は2017年第2四半期以来の下落となった。これまで、単身・共働きなど利便性を重視する世帯の増加に加え、大学の都心回帰や東日本大震災等を契機に、都心居住志向が強まっていた。しかしコロナ禍でのリモートワークの進展で出社機会が減少し、都心居住が一部見直され、東京23区は5月・7月と転出超過(転出者数>転入者数)となり賃貸マンション需要も弱含んでいる。加えて宿泊業・飲食業等の雇用環境が悪化し、既存入居者の賃料負担力も弱まっている。この結果、各タイプの賃料とも軟調な推移となった。

大阪市:

大阪市の今期賃料(連鎖型・総合)は前期比マイナスとなった。ただしタイプ別には、学生など単身転入者の減少でシングルが下落したが、コンパクトおよびファミリーは上昇した。大阪圏は首都圏に比べ通勤圏が狭いため、リモートワークの優位性が低く企業の導入率も低い。逆に感染リスク回避の観点からは、通勤時間が短い都心部の優位性が高い。このためオフィスが集積する大阪市の転入超過数(=転入者数-転出者数)は1年前よりも増加しており、賃貸マンション需要も総じて旺盛で、賃貸市況は比較的安定している。

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  • ※ マンション賃料インデックスは2009年第1四半期以降のデータを公表しています。
    マンション賃料インデックスデータ(東京23区、東京都下、大阪市、大阪広域 、札幌市、仙台市、埼玉東南部、千葉西部、横浜・川崎市、名古屋市、京都市、福岡市)[Excel形式]の提供(無償)をご希望される方は、アットホームカスタマーセンターまでお問い合わせください。

    アットホームカスタマーセンター
    TEL:0570-01-1967 (または、045-330-3410まで)
    ※受付時間 9:00〜17:00〔日、祝祭日、特定日を除く〕
    Webでのお問い合わせ(アットホーム株式会社のホームページにリンクしています)
     ※webでお問い合わせの場合、フォーム内の『ご質問』欄に「マンション賃料インデックス」と明記してください。

※ 「東京都下」は、武蔵野市・府中市・調布市・立川市・三鷹市・国分寺市・国立市・小金井市・八王子市・町田市・日野市・多摩市・稲城市・西東京市・小平市・狛江市を対象にインデックスを算出しています。
※ 「大阪広域」は、大阪市西区、浪速区、中央区、福島区、北区、都島区、天王寺区、阿倍野区、東淀川区、吹田市、豊中市、高槻市、茨木市、尼崎市、西宮市、芦屋市を対象にインデックスを算出しています。
※ 「埼玉東南部」は、浦和区、大宮区、中央区、南区、戸田市、川口市、蕨市、草加市、越谷市、和光市、朝霞市を対象にインデックスを算出しています。
※ 「千葉西部」は、柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市を対象にインデックスを算出しています。

賃貸マンション市場レポート
(賃貸マンション市場を取り巻く需給環境について解説)

※PDFデータはアットホーム株式会社のホームページにリンクしています。

インデックスの特徴

成約事例に基づく賃料インデックス

アットホーム株式会社が蓄積しているマンション成約事例に基づいて作成しており、成約ベースの賃料や成約時期等、賃貸マンション市場動向を反映したインデックスとなっています。

ヘドニックアプローチにより品質調整された賃料インデックス

駅距離等の主要な賃料形成要因について、ヘドニックアプローチという統計的手法を用いて品質調整を行っており、不動産の個別性による影響を軽減した賃料動向を表すインデックスとなっています。

エリア別、タイプ別の賃料推計モデルにより算出された賃料インデックス

エリア別、タイプ別に賃料推計モデル式を構築しております。この賃料推計モデル式により、エリア別、タイプ別の推計を表すインデックスを算出しています。

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