【海外不動産レポート】中国における住宅販売制度とデベロッパーの開発ビジネス

 海外市場調査部 副主任研究員 和泉 祐一

<要約・概要>
7月30日付の中国共産党機関誌「人民日報」の報道を契機に、中国国内では商品住宅の予約販売制度の廃止観測が浮上している。1995年に導入された予約販売制度は当初、デベロッパーの資金効率を高め住宅供給を拡大させる政策意図があったが、2000年代以降、中小デベロッパーの乱立や不動産価格高騰の一因にもなってきたとみられている。社会的・経済的な影響が大きいことから、予約販売制度が撤廃される可能性は低いものの、中長期的には予約販売制度からの脱却を目指したデベロッパーのビジネスモデル転換が求められる。


中国における不動産業の売上高および営業利益率

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