三井住友トラスト基礎研究所は、2003年12月より、不動産私募ファンドを組成・運用している企業へのアンケート調査、ヒアリングおよび各種公表データや報道資料に基づいて、不動産私募ファンドの市場規模やファンド組成動向などを公表しています。

2019年6月末時点の市場規模

公表

2019年6月末時点での不動産私募ファンドの市場規模を、運用資産額ベースで19.2兆円と推計ました(グローバルファンド(※)による国内運用資産額を含む)。前回調査(2018年12月末時点)から約14,800億円増加し、近年緩やかに増加していた国内不動産私募ファンドの市場規模の拡大ペースが加速し、過去最大規模となりました。

運用資産額が減少したとする運用会社数を、増加したとする運用会社数が上回り、中には大きく運用資産を増加させた運用会社も見られ、全体として前回推計結果から約8.4%の増加となりました。私募REITの銘柄数および資産規模ともに増加していますが、私募ファンドのみを運用する運用会社の集計でも資産規模は増加しており、私募REIT、私募ファンドの両輪により市場規模が拡大していることがわかりました。

デット資金調達環境は良好な状態が継続しており、エクイティ投資家の投資意欲は高い状態で継続していると考える運用会社が多いものとみられます。

2019年上半期の物件の売買状況をみると、物件取得を行った運用会社が7割超となる一方、物件売却を行った運用会社は4割強に減少しました。運用期間が長期化傾向にあり、オープンエンドファンドで保有する物件が増加する中で、私募ファンド運用会社による物件売却は今後減少していくことが予想されます。

(※)グローバルファンド・・・日本以外の国も投資対象とするファンドとして、当社が定義

より詳細な資料はこちら

「不動産私募ファンドに関する実態調査 2019年7月 ~調査結果~」(PDF:1.5MB)
─ 不動産私募ファンドの市場規模をグローバルファンドを含め19.2兆円と推計

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