不動産投資における分散投資とエリアの選択

私募投資顧問部 主任研究員    米倉 勝弘

要約・概要

 複数の不動産を投資対象とする不動産ファンドにおいては、投資基準としてエリア別の投資割合を設定している運用会社も多い。不動産の分散投資を考えるにあたって投資対象とするエリアの選択は重要である。
 本稿は、分散効果を計測して最適ポートフォリオを構築する前段階のステップとして投資エリアを選別する際のひとつの考え方を提案するものである。具体的にはオフィスの賃貸市況を切り口として、主要都市のサブエリアごとにエリアの特徴を分類した。その結果、投資エリアの選択に参考となりうる各エリアの特徴の違いを確認できた。また、当該エリアの特徴や類似するエリアとの関係性は時間とともに変化することも確認できた。

report_20190823.png

関連する分野・テーマをもっと読む