日本のインフラ投資市場規模の推計

投資調査第1部 上席主任研究員   福島 隆則

<要約・概要>

 ビジネスとして日本のインフラ投資市場への参入を考える際、おそらく最初に検討することになるのは収益性であろう。そして、その際に必要となるのが全体の市場規模である。大まかにでも市場規模が推計できれば、その中で期待できるシェアと配分可能なリソースなどから、当該ビジネスの収益性を評価できるためである。
 しかし、日本のインフラ投資市場はまさにこれから誕生しようとしているところであるため、個別の取引データなどの情報がほとんど存在しない。従って今回のレポートでは、マクロ的な観点から市場の潜在力や成長期待も加味しつつ、市場規模の概算を試みることにする。更にインフラ投資市場の相対的な規模をイメージしやすくするため、既にその規模がよく知られている不動産市場との比較も追及してみたいと思う。

(本レポートは、一般社団法人不動産証券化協会「ARES不動産証券化ジャーナルVol.23」掲載論文を基に、加筆・修正したものである)

粗資本ストックベースのインフラの規模とセクター別内訳

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