マイナス金利導入で注目される住宅価格の上昇と住宅ローンの借換え増加
 ~2010年以降に実行されたローンの借換えが加速する可能性~

投資調査第2部 副主任研究員   竹本 遼太

<要約・概要>

  • マイナス金利政策導入前の時期と比べて、10年国債金利は足元で約0.3%低下しているが、仮に住宅ローン金利も同様に0.3%引き下げられるとすると、ローンの返済負担を抑えたままでも、これまでより4%程度高い価格の住宅購入が可能になると試算される。
  • 2000年代後半に実行された住宅ローンの借換えは2012年頃に一巡したとみられるが、一段の金利低下を受けて利払い負担の軽減余地が広がったことから、今後は2010年以降に実行された住宅ローンの借換えが加速する公算が大きい。

住宅ローン金利と各種指標金利

関連レポート・コラム

住宅購入価格は年収の「5倍」が一般的に ~歴史的な低金利にもよらず、住宅ローンの返済負担が徐々に増大~ (2015年1月23日)

中古マンション価格の経年減価率:鉄道沿線別比較(2014年 首都圏) ~中古物件の需給逼迫感が強まり、都心部を中心に減価率の低下が続く見込み~ (2015年6月5日)

交通利便性を追求する分譲マンション取得層 ~共働き子育て世帯の動向が分譲マンション市場に与える影響 (2015年4月16日)

関連する分野・テーマをもっと読む