J-REITにおけるGRESBリアルエステイト評価への参加実態の考察

私募投資顧問部 主任研究員   菊地 暁

要約・概要

 2019年9月公表のGRESBリアルエステイト評価(以下、「GRESB」)に参加したJ-REIT44社の参加率は、設立時期が早いほど、また、時価総額が大きいほど高い結果となった。時価総額順に投資主構成をみると、時価総額上位の投資主は法人の割合が高く、特に「外国法人等」の割合が高い。同様にレーティング別では、高レーティングほど「外国法人等」の割合が高い結果となった。
 セクター別でみると、住宅セクターのレーティングは最高位でも3Starに止まるが、エンドテナントを巻き込んだ取組の難しさ、収集可能なエネルギーデータ等の制約など、様々な事情がある。他のセクターとの比較において取組が劣るわけではない。セクター間での銘柄比較において、レーティングのみで判断することには慎重になる必要があろう。

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